SSブログ

バーニャ


 その昔、私ら夫婦が結婚後、間もなく職場に公然と長期の休暇を申請して、旅行に行ったことがあった。
新婚旅行である。
 行った先はドイツとオーストリアの2か国。

 なにぶんにもビール好きな私は、ドイツに行ったらおいしいビールがたくさん飲めるだろうなと、新婚旅行本来の目標から大きく逸脱した期待を胸に成田から旅立ったのである。20年近く前の5月であった。

 ビールがうまいんだろうな・・・というのは、単なる先入観だったことに気が付いた。確かにビールはおいしいけれども、少し苦かったり藁(わら)臭かったりで、中には口に合わないビールもあった。いわゆる、向こう(ドイツ)で私たちの飲んだビールは、いわゆる地ビールってもので、その土地によって味が違うということが分かった。
 日本じゃ、「とりあえずビール」なんて言葉があるが、そんなんじゃないんです!向こうのビールは。

DSC_0078.JPG

 話がそれました。というより、まだ本題に入っておりませんでした。

 今回は仙台が誇る・・・超本格的パン屋さんをご紹介しましょう。

 バーニャです。宮城県仙台市青葉区柏木1-3-29 にあります。注意しないと通り過ぎます。注意していても通り過ぎてしまいそうです。
 ダブルソフトとか芳醇というフワフワヤワヤワなパンがもてはやされている昨今?ですが、だとすれば時代の流れに逆行する商売路線というか、職人気質というか。

 ま、食べてみたらわかりますよ。普段の主食はお米だけど、今日は気分を変えてパンにしてみようかなんて言ういかにも中流家庭の明るい会話はこのパン屋のいずれのパンからも湧いては来ません。
 主食というからには命がかかっている。ちと、大げさか。パンを主食にしている民族の主食たるもの、フワフワヤワヤワではいけないのである。このバーニャの「ライムギ100%」のずっしりと重いパンこそがゲルマン民族の主食になりえるパンなのである。

 という、おいしいパン屋さんを今回はご紹介しました。

 それはそうとして、私たちお客が店内に入ってきたら、「いらっしゃいませ。」ぐらいは言おうよ、おばさん…ね!


nice!(1)  コメント(1) 

エルザの大聖堂への行列 [吹奏楽]

 先日、再放送された、所さんの「笑ってコラえて『吹奏楽の旅2010完結編』」を見ました。

 屋比久先生、鹿児島県にいらしたんですね~。屋比久先生は、以前に福岡工業大学付属城東高校(以下、福工大)の吹奏楽部の指揮者をされていたのです。我が音楽隊にも、福工大吹奏楽部に在籍し、屋比久先生のもとに薫陶を受けたテューバ吹きがおります。

 さて、番組は昨年の吹奏楽コンクールの全国大会が開催された直後に放送されたものでした。地区大会で健闘したものの、全国大会の普門館には行かれなかった学校のようすや、自由曲の選曲が二転三転して苦労している学校などの紹介を経て、いよいよ、番組の本命である鹿児島情報高校の登場になりました。

 課題曲は「オーディナリー・マーチ」。これは去年の課題曲5曲あるなかの何番目の曲だったかな~。
 屋比久先生のオーディナリー・マーチは落ち着いたテンポによる、品行方正で折り目正しい演奏と感じました。高校生離れした、でも高校生らしい演奏といったところでしょうか。ちなみにコンクールで演奏した自由曲の方は、番組中では紹介されませんでした。
 吹奏楽コンクール全国大会の結果は、鹿児島情報高校は言わずもがなの金賞を受賞しました。文句なしの演奏だったのでしょう。(テレビの音声ではあまり細かいところまでは分かりにくいのです。)

 そして、番組のサプライズというかお決まりコースというか、スタジオに鹿児島情報高校吹奏楽部の生徒と屋比久先生が登場ということになっていました。そこで、演奏された曲が「エルザの大聖堂への行列」でした。
 課題曲オーディナリー・マーチが高校生離れした高校生らしい演奏だったとすれば、「エルザ・・・」は、高校生離れしたプロ顔負けの演奏でした。(これはテレビの大雑把な音声でもわかる。)
 冒頭の木管セクションのアンサンブルは、まるで絹織物のようにはかなげでいて淡い輝きがあります。それにウットリしていること束の間、オーボエのソロとクラリネットのソロがこれまた、完璧。これ、プロ以上です!その前に控えめに登場するイングリッシュ・ホルンも秀逸です。
 サックスパートは常に、オーケストラによるオリジナルパートにはない難しい部分をアレンジャーのご都合に付き合わされる理不尽な境遇を背負っているわけなのですが、そんなことはみじんにも見せない素晴らしい演奏です。

 番組のゲスト、金聖響さん曰く、その演奏団体を最初の5分聞いただけで実力がわかると言っていましたが、この「エルザ」も最初の木管アンサンブルを聞いただけで、情報高校吹奏楽部の実力はわかりました。素晴らしいです。

ポチッとな!!クリックしてくだされば幸いです。
にほんブログ村 クラシックブログ 吹奏楽へ
にほんブログ村 

少し長くなりますが、


nice!(1)  コメント(1) 

退院しました。 [精巣腫瘍]

 きょう、無事に退院しました。

 傷口の経過もよく、痛みもほとんどないのならきょうにでも退院しましょうと、医師や看護師から退院を勧められるままに午前中早々に病室を後にした。実は病院側では次の入院予定の患者が控えているらしい。

 それはともかく、なにしろすべてが緊急であった。緊急入院して緊急手術して退院まで緊急。先週火曜日からきょう(日)までの約1週間は、緊急尽くしであった。私の股間の精巣に巣食った腫瘍が悪性な上に進行が早いものだったからに他ならないのだが、なにしろ、家族には多大の迷惑をかけてしまった。
「明日、精密検査を受けに大学病院に行くから。」
と私に突然電話で告げられた実家に帰省中の妻は、その日の夕方に仙台に戻ってきてくれた。車の運転をしない彼女を仙台に送るためと、その後妻が私を見舞うため自宅と病院を往復するそのドライバー役として、妻の母親(私にとっての義母)も来てくれた。
 さらに、家をいつも留守にされてふてくされさせた愛犬ショーン(オス、6歳)にもだ。

 余震の恐怖から避難するために実家に帰省していたのだが、仙台は回数は減ったとはいえまだまだ余震は当たり前のように続いている。特に夜の余震は、恐怖が増す。3.11をまともに自宅で被災した妻にとって、未だに続く余震は不気味を通り越してPTSDを引き起こす要因になろう。ストレスも相当だと察する。
 そんな中、気丈にも嫌な顔を見せず献身的に接してくれた妻に、心から感謝したい。
 
 今後は、病理検査の結果待ちということになる。そこで何らかの問題が見つかれば再度入院して化学療法、つまり抗癌剤を点滴することになるのだろう。右の睾丸はすっかりきれいになくなってしまい転移も認められないということなので、あまり心配はしていない。が、少し気になるのは反対側、左側の睾丸に萎縮が認められ生検している。それも併せて病理検査されているのだが、その結果のほうが気になるのだ。
 
 何はともあれこの1週間は私にとって、そして家族にとっても辛い時間だった。職場復帰の具体的な時期はまだ何も考えていないが、これからしばらくは、たっぷり自宅療養をしながら、また家族サービスをする時間に使っていきたい。
nice!(0)  コメント(0) 

タマが、ネェ〜(大汗) [精巣腫瘍]

  きのう(4月27日)の午後1時に手術室に入り、病室に戻ってきたのが4時。約3時間の手術をされたことになる。
  全身麻酔なので、手術中の記憶はもちろんない。
  手術台に乗せられて、看護師から「だんだん麻酔が効いていきますからね」と言われ、次に声を掛けられたのは手術が終わったあとだった。

  妻とその母親は医師から経過の説明会がされたようであった。
  幸い他の部位に転移は見られず、精巣を切除しただけで済んだ。


  きょう(4月28日)の朝から食事が摂れるようになり、身体のあちこちに刺さっていた管が、傷口のドレンを残してすべて取れた。

  ベッドから起きる練習や歩く練習もさせられた。
  生まれて初めての全身麻酔だった。上半身をベッドから起こしただけで、軽いめまいを感じた。廊下を看護師に付き添われながら歩いたとき、5、6歩進んで歩みを止めなければならなかった。全身麻酔とは、こんなにもダメージを受けるのかと思った。
  オシッコの管がなくなったので、トイレに否が応でも自分で歩いていかなくてはならない。気丈に廊下を歩いていると、今度は頭痛がしてきた。なかなか思い通りにはいかないものである。


  そしてついに、その時はやってきた。尿意を感じてトイレに立ったその時である。

  オレのタマが、ない!

  46年以上カタトキも離れず股間の右側にぶら下がっていたタマが、無くなっていた。
  ほっておけば、悪性の腫瘍が他の部位に転移してしまうのは明かなことなので、いくら46年来の付き合いといえ、そのままにしておくことはできない。
  それは十分わかっているつもりだった。

  しかし実際こうして、小便をするに手を添えてみて、両方がないと、やっぱり一抹の寂しさを感じる。

  大切な友人を失ったような気分だった。

  
nice!(0)  コメント(0) 

右の睾丸に腫瘍が見つかった。 [精巣腫瘍]

4月22日に行った泉中央病院では、
「大学病院でCTなどの検査をしないとはっきりとは言えないが、まず腫瘍にまちがいないだろう。」
という。

  はて、腫瘍と言っても良性と悪性があることぐらい私にもわかる。どっちだろう。

  家に帰ってきてインターネットで調べてみる。

  精巣腫瘍のうち、90%以上が悪性らしいことが、どのホームページをみても書いてある。

  ならば、自分のコレも悪性であろう。
  ひどく取り乱すわけでも落ち込むわけでもなく、実家に帰省中の家内に電話をする。
  また、その日が77歳の誕生日であった母親にも電話をする。
  どちらも、淡々と話を聞いている様子だった。

  さらにインターネットのホームページを見てみると、精巣腫瘍という癌は、進行が非常に早いのだそうだ。
  また、部位が恥ずかしい所なだけに、受診が遅れてしまいがちになるともある。

  果たして自分の場合も、右側のタマが大きくなってきていることに以前から気付いてはいたものの、震災のどさくさにかこつけて今にしてしまっていたのである。

  進行が早いものなら、もうすでにどこかに転移してしまっているだろうか?

  薄気味悪い不安に駆られる。
  俺はもう死んでしまうのだろうか、と。

  折りしも「キャンディーズ」のスーちゃんが乳ガンで55歳の若さでなくなったとTVのニュースが報じている。


  そして今、東北大学病院に入院している。
  CT検査も受けた。

  幸いに、転移は見られないとの所見だった。三塚という医師は、きょう早速入院して手術室が空き次第すぐ手術をしましょうという。
  進行が非常に早い癌だからなのろう。

  いずれにしても、明かな転移は見られないと聞いて自然に緊張が抜けていく。

  CT検査で出た初見の通りに手術が済めば、早くて3日で退院できるという。

nice!(0)  コメント(0) 

禁煙中、その後・・・

DSC_0002.JPG

 昨年10月に禁煙し始めたので、3ヶ月が過ぎました。

 今でもふとした隙間から忍び込まれるように吸いたくなるものです。仕事が一段落して手を休めた瞬間などは、その仕事と休憩のテンションの落差が大きければ大きいほど、吸ってしまいたくなる衝動は大きくなります。

 それでも今まで吸わずに過ごせているのは、吸いたいのをただただ我慢しているだけではないからなのだと思います。
 吸わないでいる時の今の体調がとても良いのです。吸わないでいる方が快適に生活をしていられるのです。他の人が喫煙コーナーでタバコをふかしている姿を見ると、美味しそうだなと思ってしまいます。
 ここで吸ってしまったら今までも苦労が水の泡になってしまうから、我慢しなければ!というのが通常の禁煙法だとすれば、私の場合(本当は前ページで紹介した本「2重洗脳」の場合なのですが)は、ここで吸ってしまったら、朝快適に起きれなくなるとか、ちょっとしたことにでもすぐイライラしてしまう日々をまた過ごさなくてはならなくなってもいいのか?と思うようにするのです。
 挫折することに大いに慣れている私にとって、吸いたいけど吸っちゃいけないからただただ我慢という禁煙法を選んでしたら、とっくに禁煙に挫けてしまっていたことでしょう・・・。

 タバコを止めてから、本当に体の調子がいいんですよ。

 喫煙者だったころは、些細なことにでもすぐにイライラしていつも怒っていたのが、最近はあまりイライラもしなくなりました。その上、ご飯は美味しいし、空気も美味しい。景色も綺麗に見えるし、疲れもよく取れます。朝快適に起きれるのはその表れなのでしょう。男性諸氏にしかわからないことでしょうけれど、朝立ちも致します(^^ゞ

 それらをたった1本吸っただけで一瞬にして全部失ってしまうのです。大袈裟にして言うわけではありません。実はそれがニコチンの罠なのです。
 イライラした時にタバコを吸えばそのイライラがなくなるんだよ、というのが罠、ニコチントラップなのです。
誰もが嵌る罠なのです。そして一度ハマってしまったらそこからはなかなか抜け出せなくなります。ニコチントラップのメカニズムについての説明はここでは省きますが、本当に巧妙に仕組まれた罠であることに違いありません。

 その罠に、私はもう20年以上嵌り続けていたのです。タバコは体に良くない、機会があったら止めたいと思い続けて止められずに20年以上。

 もっと正直に自分の気持ちを正確に言えば、タバコを止めた自分の置き場を想像するのが怖かったのかもしれません。でも、いざタバコを止めてみたらそんなことはない、バラ色の生活を送れるようになりました。

 みなさんも、試しに1週間だけタバコを止めてみませんか・・・。
nice!(0)  コメント(0) 

禁煙中です!

 演奏会(お仕事中)のステージ上でタンが絡んでどうしようもなく辛かったり、就寝中トンでもなく咳き込む夜があったりで、タバコ止めようかな・・・と思案していたところなんです。

 しかも、10月から私の吸っていたタバコも300円から420円に劇的に値上がりしました。

 んで、これです↓
E089336H_M2.jpg

 ニコチネルパッチをドラッグストアから買ってきて、1枚ペタリ。
 残っていたタバコを吸わずして、ゴミ箱にポイ。

 タバコを吸いたいという衝動が起きるということはニコチン依存があること。それを根性で我慢しようとすると、イライラしたり短気を起こしてお仕事(それでなくても、テンポの問題等でイライラさせられているというのに・・・)や家庭での日常生活に支障を来す。
 そこで、このニコチネルパッチの登場です。
 喫煙することによって肺から摂取していたニコチンを、皮膚から吸収させることによってニコチンを取り込みます。
 煙を吸わないから、周りの人や環境にも迷惑をかけることがなくなり、おまけに気がついたらタバコをイライラすることなく止められるという、なんとすばらしい医薬品(第1類)なんでしょう!!

 
 でも、私の場合ダメでした。


 いやいや禁煙がダメだったのではなく、このニコチネルパッチが合わなかったのかもしれません。
 イライラするんです、やっぱり。薬剤師に尋ねたら
「貼る位置が原因かもしれませんから、お腹あたりじゃなくもっと上部の方・・・、二の腕辺りか胸ののど元に近い部位に貼ってみたらどうでしょうか?』
ということでした。

 それでなくても、このニコチネルパッチ値段が高いんです。1枚400円します。それでやっぱり効きませんでした、イライラは全くしなくなるものではありません、なんて言われた日にゃ大枚叩いたオトシマエどうつけてくれるんじゃい!!
 と、薬剤師相手に突っかかったわけではありませんが、やっぱり相当イライラしていたのでしょう。相手の薬剤師はいつにないくらい平身低頭でした。

 この時すでに1万円くらいこのパッチに使ってしまっているので、もう後戻りは出来ません。意地でもタバコ止めなきゃ!

 どうしてもタバコ吸ってしまいたい衝動と、苦闘している時に見つけたものがこの本です↓

nijuusennou.jpg

なんだ、本か・・・。と言わないで。

 この本によるとそもそも「依存」には体の依存と心の依存の2つから成っているのだそうです。

 体の依存、これはニコチン依存の場合は、取りも直さずヤニ切れの状態のことを言います。ところがニコチンを断つことによる禁断症状というはそもそもとても軽いものらしく、3日もあればなくなってしまうそうです。
 タバコ吸わないで3日間我慢すれば、体がニコチン欲しい依存はなくなるのか・・・。
 じゃ、タバコ吸わずに皮膚からニコチンを摂取していたオレって、一体何をしていたのだろうか。などと戸惑いを覚えつつ読んで行きました。

 心の依存、これが実は問題らしいのです。この本の副題が「依存症の謎を解く」なので、タバコに限らず酒、ギャンブル、薬物、恋愛に至るまであらゆる依存のメカニズムをターゲットにして書いてあるのですが、ここではニコチン依存に限定しておきます。

 体の依存ばかり断って、肝心の心の依存を断たないから、何ヶ月か何年かタバコと縁を切ったあとにまた性懲りもなくまたタバコを吸ってしまったなんてことを繰り返すことになると言っています。

 ここではそれを「心の罠、マインド・トラップ」と言っています。

 依存症になると、この罠にはまってしまうのだそうです。罠にはまっても本人は罠にはまってしまったとは気付かない、それがこの罠の悪質なところだなぁと考えながら読んでいました。

 タバコさえ吸えば、日常生活でのイライラはすべて癒してくれるのだ。

 これが大間違い。なのだそうです。タバコを吸ってニコチンを摂取しても、それはニコチン欠乏にしか効果を発揮しない。これが正解だそうです。日常生活のイライラを解決してくれるかのように勘違いさせられている、これがニコチン依存症に陥った人がタバコを吸った時に感じる、本当の姿なのだそうです。
 まさに罠にはまっているのです。


 いやはや、長々と書いてしまいました。まるで、タバコを吸いたくても吸えないイライラをここで発散させているようだと言われそうですね。

 10月19日から吸ってないな〜。もうすぐ1ヶ月になるから、もうこの体からはニコチンは完全に抜けているはずだけど、でも、やっぱり吸いたくなるなぁ。
 こうして文章を書き終えた後なんかは、特に・・・。
nice!(0)  コメント(0) 

賣茶翁のどら焼き [B級ぐるめ]

baisaou_doreyaki01.jpg
蒸菓子司「賣茶翁」
仙台市青葉区春日町3−13

 みなさん、とうとう「賣茶翁」のどら焼きを手に入れることが出来ました。

 「賣茶翁」と言えば、当ブログ1月30日のページでご紹介した通り仙台の老舗名菓舗ですが、恥ずかしながらこの賣茶翁をつい最近まで存在すら知らず、認知後においても、幾度となく赴きこのどら焼きを求めようとして足しげく通いましたが、人気商品なる故か無情にも売り切れて夢叶わずの日々が続いておりました。

 しかし、本日ここに晴れて目出たくも買い求めることが出来、恭しくも食することが相叶いましてございます。

 食してみての感想は・・・。

 これが老舗「賣茶翁」のどら焼きというものです。
 中の餡は王道を行く粒あん。しかも粒が大きいんじゃありませんか?甘さは当然ながら控えめ。ただ控えめなのではないことは今更言うまでもありません。
 皮もふんわりしっとり。目が細かい。これ、美味しい!皮だけ食べても美味しいな・・・。これ見よがしに蜂蜜をたっぷりと入れました、なんていうチョゴザイな皮でないことは、ひと度食べれば歴然です。

 大きさも、正当な大きさです。老舗の和菓子店によく有りがちなサイズの小さいどら焼き(どら焼きに限らずだが)ではありません。サイズを小さくしてプレミア感を出そう、なんて狡い考えはないようです。

 お値段、1個210円。うれしいじゃありませんか。

 どおりで、すぐ売り切れてしまうわけですよ。
nice!(0)  コメント(0) 

御菓子老舗「ひろせ」の「ずんだ饅頭」 [B級ぐるめ]

ひろせ「ずんだ饅頭」.jpg
御菓子老舗「ひろせ」
宮城県仙台市宮城野区大梶2番11号
☎022(297)3331

 きょうは仙台市街地の北を東西に走る利府(石巻)街道沿いにある和菓子店「ひろせ」をご紹介します。
 この辺は幸町(さいわいちょう)と通称言われているところです。ジャスコ幸町店がこの「ひろせ」の向いにあります。先週一度行って薄皮饅頭を買いまして、美味しかったのできょうも行ってきました。

 上の写真は「ずんだ饅頭」です。ずんだ餡は枝豆をつぶしたもので、仙台ではよく食べられるのです。私個人的には小豆の餡が好きなので、先週はそのずんだ饅頭の隣に並んだ薄皮饅頭を買って行きました。それがおもいのほかとても美味しかったので早速きょう「ひろせ」看板商品のずんだ饅頭を買いに行ったという次第です。

 薄皮饅頭と同じく、いやそれ以上に上品な甘さが美味しいずんだ饅頭でした。おっと、饅頭の皮もモチモチしていて美味しいですよ。
nice!(0)  コメント(0) 

春爛漫ですな

201005011622000.jpg


 わたくしのふるさとであります、会津若松市の若松城、通称鶴が城におととい行った際に撮影した写真でございます。

 今年はNHKの大河ドラマが竜馬伝というわけで、舞台は会津から遠いのでそれほど観光客の数は多くなかったとは言うものの、おりからの寒さで桜の開花が遅れてGW真っ只中の今が桜満開の見物客で賑わうお城でした。

 妻と二人でお城の中を一回り散策しながら、ふと気が付いたことがあります。
 それは花より団子とばかりの、花見の宴会客がいないのです。その昔、10年ほど前にはそれはすごかったものです。お城を取り巻く内堀から一歩でも城の中に入ると、酒の匂いが鼻を付き「一気っ」の掛け声も盛んに、本丸の芝生の上だろうが石垣の上だろうがお構いなしに盛り上がりまくっている老若男女が作るクルマ座が所狭しとひしめいていたものでした。
 規制されてるのでしょうかねえ…。今じゃ芝生の中で宴会はもちろん、子供さえ誰一人遊んではおらず、皆さんルールを守って決められたコースを散策されております。その辺りは、秩序をよく守る日本人の国民性なのでしょうか…。
 あっ、もちろんパジャマ姿も見掛けませんでしたよ(=・ω・)
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。